ドラマ『三体』は、中国の人気SF小説「三体」を原作としています。
〜第一話あらすじ〜
文化大革命で物理学教授の父親を殺された天体物理学者の葉文潔(イエ・ウェンジエ)。 体制に恨みをもっていた彼女は、異星人を探すために作られた極秘基地に入り込むことに成功し、基地にある巨大なアンテナを用い、地球からのメッセージを密かに宇宙に送信する。 このメッセージを受け取ったのが三体世界に生きる異星人・三体人だった。
以下は、ドラマ版『三体』第1話の詳細なあらすじ(ネタバレ)です。原作ファンの人気も高い初期の展開を追ったエピソード。ぜひ、本編もご覧くださいね!
※以下、詳細なネタバレを含みます。未見の方注意※
オープニングシーン
文化大革命の背景:
第1話は、1967年の中国、文化大革命中に開始します。中国の政治的混乱がピークに達していた時期で、多くの科学者が迫害を受けています。葉文潔の紹介:物理学者の葉文潔は、迫害される科学者たちとして描かれます。彼女の父もまた、反革命的な思想を持っているとして処刑されます。葉文潔は、政治的に不利な状況の中で、秘密裏にSETI(地外文明探索)プロジェクトに参加します。
中盤の展開:
レッドコースト基地:
葉文潔は「レッドコースト基地」という秘密の軍事施設に派遣されます。ここでは中国が独自にSETIプロジェクトを進めており、地外文明との接触を試みています。
彼女は基地の長、白澤と協力し、強力な電波望遠鏡を使用して宇宙にメッセージを送信します。最初の接触:葉文潔は宇宙からの謎の信号をキャッチすることに成功します。これが「三体文明」との最初の接触となります。
信号を解析する過程で、「三体」からの警告が含まれていることが明らかになります。地球への侵攻計画が進行中であることを告げる内容でした。
エンディング:
謎の警告と決断:
葉文潔は三体文明からの警告を真摯に受け止めますが、全人類に警告する代わりに、さらに深くこの文明とのコンタクトを試みる決断をします。
エピソードの終わりには、彼女が基地で孤独に作業を続ける様子と、遠く宇宙からの次なる信号を待つ緊迫感が描かれます。
エピソードのクライマックス:
この第1話は、地球と未知の三体文明との初の接触を描き、視聴者に数多くの哲学的、科学的な問題を提起します。
葉文潔のキャラクターは、倫理的なジレンマと科学的好奇心の間で葛藤しており、この葛藤はシリーズを通じて続く重要なテーマとなります。
『三体』のこの初エピソードはストーリーも映像も、視聴者を引き込む強力なスタートだったということは言うまでもありません!
謎、科学、そして人間ドラマが深く絡み合う物語が展開されます。また文化大革命という独特な歴史的背景がファンの心を掴み、物語に深みを加えていますね。